男性視点から見る春とは

男性視点から見る春とは

ちょっと思考を変えて

春といえば様々な思いを馳せることになる人もいるだろう、中には春ほど思い出したくない季節はないと嫌な思い出があるという人もいるかもしれない。春といえば音楽、というのも見方によっては偏見と取られるかもしれない。もしくは他に連想しなければならないことがあるだろうと、そう感じる人もいると思う。だが一概には間違ってはいないといえる、どちらかといえば音楽は春に行われる何かしらのイベントにてBGMとして活用することによって楽しむ、なんて人もいるかもしれない。贅沢な音楽の使い方としては、クラシックを聞いてもさっぱりな人は春の陽気な日差しに当てられて眠る際に子守唄的に活用する、なんて人もいる。クラシックは確かに聞いていると音の深さに感動できるのだが、聞いているタイミングがマッチしてしまうとアルファ波によって眠気がマックスにまで引き起こされて、あっという間に夢の世界へと誘われてしまうなんて事もある。クラシックのコンサートを聴きに行った際にはそのような醜態を曝してしまうと、恐ろしく恥ずかしい気持ちに駆られるので注意が必要だが、場合によっては朗らかな陽気に誘われるように無駄にテンションが上がることもある。

話はそれとなく反れるかも知れないが、春といえば花粉の季節という風に捉える事もできる。花粉症によって悩まされる人は年々増え続けている事を考えると、あまり嬉しい季節という風に捉える事もできないかもしれない。ではそんな春といえば何かを尋ねたとき、男女ではどのような意識差が出るのかを少し見てみたいと思う。まずは男性からした春といえば何か、について考察してみる。


男性にとっての春とは

日本の春はそれこそ何処にもで桜が咲いているイメージを海外の人が持っていてもおかしくはない。事実、都会でも少ない自然の中に桜の木が植えつけられていることもあり、コンクリートジャングルに包まれた中で少ない春を感じることも、雅なのかもしれない。そんな季節、春といえば男性からすれば何を一番連想するのかというと、あるアンケートでは次のような結果が出されている。

  • 1位:花見
  • 2位:入学
  • 3位:花
  • 4位:卒業
  • 5位:入社

どれもそうだが、やはり花見と言う意見が一番多く印象として残っているという。だがランキングを見てみると少し疑問に感じるところもあるので、その点についても取り上げつつ話をして見よう。

花見が1位なのに、花が3位が意味するところは

最も春の定番として考えられているのは何といっても、桜を見物しながら楽しむ花見が一番定番中の定番として認知されている。毎年桜が咲き乱れている公園での宴会が楽しくてしょうがないという、そんな人が多いのだろう。ただ花見は良いとしてもだ、本当に桜を見るために楽しんでいるのかと聞かれると首をひねってしまう。というのも、花見が1位にランクインしているにも関わらず、3位に花となっているのは違和感を感じる。確かに春に咲く花は桜だけではないが、大多数の意見として考察すると圧倒的に桜を日本の春の定番と考えている人は多いと思う。チューリップという風に答える人もいるかもしれないが、数と咲いている地域の規模を総体的に考えてみると桜以上に認知度の高いものはないといえる。

にも関わらず、1位の次の2位ではなく、3位にランクインしている事を考えると、花見をしていると気に本当に桜を愛でているのかと質問したくなるところだ。筆者も何度か花見はした事はある、その時に思ったのは花見とはほとんど飲み食いしているだけだという事実に気付いた。朗らかな陽気になったことで、それまで寒くかった季節からの脱却として捉えることは出来るにしてもだ、本来は桜を見て楽しむ行事のはずが、いつしか現代では花見=宴会になっていると見た方がいい。

実際に花見をしている人の中には明らかに羽目を外しすぎて暴れていると通報をもらう、そんな出来事も事件として報道されたこともある。また宴会後のゴミをキチンと片付けずに置き去りにするといった、マナーもクソもない行動を起こしてしまっている人もいるため、問題はつきない。寒かった季節から暖かくなったことで活発になるのはいいが、節度を持って花見を楽しむことも大事だ。または単純に桜を見るだけに徹するか、本来の花見の原点に立ち返って見るのもいいかもしれない。

入社よりも、やっぱり入社

極めつけは2位の入学と、5位の入社についてだ。どちらも新生活を意味しているのだが性質としては別だと考えている人が多いのだろう。確かに学校と企業ではそもそも気概は違う、後者に至っては働かなければ生活していけないという現実が待っているからだ、学生にとっても勉強をする場となっているので本来ならあまり忙しくないはずなのだが、学生にも色々あるということで常に忙しく振舞っている人を見ると、何をしているのだろうと疑問に思うこともある。

どちらとも同様の意味として捉えることは出来るのだが、区分されているのを考えるとやはり青春しているんだなぁと言うことと、これから社会の荒波に揉まれる事になるのかぁといった、そんな悲壮感が出ているのかもしれない。アンケートの結果とはいえ面白い内容だと思う。

始まりと同時に別れを連想する

また春になれば時期的に桜が入学式、もしくは入社式以前より咲いていることもある。ベストなタイミングで咲けば越したことはないのだが、こればかりは天候に左右されてしまうためどうしようもないだろう。そのため桜が咲いているのを見ると、それまで積み上げられてきた時間の分だけ、ここから新しい生活が始まると同時に、1つの別れが待っていることも意味している。入学式や入社式などに出るためにそれまで住んでいた土地から離れて生活する人は、出会いと別れの両方を体感する事が出来るのである意味貴重な体験とも言える。