代表的な春の歌は

代表的な春の歌は

これを聞くと春だなぁと、そんな風に思える

男女共の意見などをまとめてみると、春といえば出会いと別れの季節であり、同時に新しいことの始まりを意味している1年で一番慌しい時期でもある。この頃は正直新生活を過ごす人ほど自分がこれまで過ごしてきたものとは違うと、あれやこれやと準備をしなければならない。学生ならまずは友人作りを始め、勉強について、さらの進路についてと山積みだ。大学生にもなるとこの春の時期にしっかりと1年間をどう過ごすか計画しなければ無意味に時間が経過してしまうため、準備は念入りに行わなければならない。幼稚園や小学生の頃はそこまで難しく考える必要は全くない季節なので、あの頃に戻りたいと考えている人もいるかもしれない。社会人として活動したら、有無を言わさず仕事を覚えて労働に勤しまなくてはならないため、大人になればなるほど春という季節を実感する機会が減少してしまうのかもしれない。だからこそ忙しさの合間を縫って花見という宴会を行って同時に春を満喫しようという人が多いのかもしれない。

そんな中で、ふと耳に聞こえてくる春の定番ソングが入り込んでくるとふと手を止めて景色を見て感慨にふける、なんて人もいるだろう。無機質な建物の中で仕事や勉学に勤しむ事が大半となる中で、ふと窓の外に見える桜、さらに何処からか聞こえてくる春をテーマにした歌でようやく季節を実感して、春らしいことをしようと思ったりするものだ。さて、そんな春をテーマにした歌について話をしていこうと思うのだが、邦楽だけの話ならもはや年代を問わずに誰もが一度は耳にしたことがあるものばかりとなっている。社会現象を巻き起こしたものもあれば、あまりに有名すぎて老若男女問わずして既知という場合もある。

ではこうした中で春をテーマにした音楽とは何か、少し考察してみよう。


春をテーマにした音楽といえば

それではここから春をテーマにした音楽について考察していこう。ただ春を主題としている音楽の数はごまんと知れているため、ここでは一先ず邦楽における定番ソングから見てみようと思う。結果を見ての感想としては、妥当だろうと感じるところでもある。

春をテーマにした歌、人気ランキング

  • 1位:松任谷由実『春よ、来い』
  • 2位:ケツメイシ『さくら』
  • 3位:福山雅治『桜坂』
  • 4位:森山直太郎『さくら(独唱)』
  • 5位:コブクロ『桜』

このようなランキングになったわけだが、1位はもはや独占しているといったところか。ただ若年層のアンケートでは覆りそうな気もするが、それでも全体的な、老若男女関係なくアンケートを収集したら圧倒的な得票を獲得するのではと予想できる。2位以下については邦楽部門として同じ味と考えることも出来るが、世代や性別によってはそれは違うだろうと感じる人もいるかもしれない。そういったところも含めてもう少し詳しく考察してみよう。

ユーミンの代表曲の1つ

1位に輝いたのは松任谷由実、90年代初め頃にNHK連続テレビ小説ドラマの主題歌として採用され、当時大ヒットを繰り出した『春よ、来い』が過半数以上の意見を集めて首位を獲得している。筆者はこの歌については発売されてから5年ほど後にテレビ番組で紹介された際に知ったが、これを聞くと春が来たらこの曲を聞かなければならないなぁと、そんな思いに当時は駆られたものだ。サビに向かって、最初は大人しくまだ寒さ残る冬の季節を連想させるように静かに始まり、やがてゆっくりと息吹をもたらすようにして春を待ち焦がれる様を、詞と曲によって見事なまでに表現している。プロ目線とは言わないが、曲を聞いているだけで頭の中には桜がまい散る街頭を思い出せるから不思議なものだ。この曲が1位を物にしたら納得できると感じる人も多いだろう。

2位から5位は意外にも

そして2位から5位について考えてみようと思う、ここで一つ共通点として挙げられるのが意外にも男性アーティストの曲が大半を占めているのだ。女性の意見が殺到しているのかというものではなく、男性からの意見も集まっていることから、男女構わず春をテーマにして名曲と語り継がれているアーティストの評価は軒並み高いといえる。筆者的にはこの中でどれが一番定番かといわれたら、2位のケツメイシが一番春を感じさせる曲となっている。3位の桜坂もそうだが、4位の森山直太郎のさくら(独唱)も分かるので、ランキング結果が意外と平等にどこか偏見的なモノでまとめられていないことから、一般的な違憲として受け入れられる。これなら、大半の人が納得しそうな結果だろう。


音楽の良さは、やはり歌手で決まらない

この上位のランキングを見ると分かると思うが、全員が全員それなりキャリアを積んでいるアーティストばかりだということが分かるだろう。1位の松任谷由実はそれこそ30数年近い時間を歌手として生活しているのだから、他のアーティストと比べたらその差は歴然としている。またもちろん単純に人気があるということも関係しているかもしれないが、ランキングの内容は非常に妥当なものだと分析できるほかに、やはりどの楽曲でも共通して使用されているものがある。それは桜だ、どの作品でも必ずPVには桜の花びらが舞い散っている光景が映し出されており、その情景の美しさを堪能することが出来るようになっている。

またPVと曲が見事にマッチしているのも印象的だ、一例としてあげるならケツメイシの『さくら』ほど見事に作りこまれたものはない。あの映像と楽曲の素晴らしさによって最大限引き上げられた春ソングの魅力はこれでもかと底上げされたといって問題ない。誰が聞いても名曲として認められるからこそ、音楽に境界線は存在しない。だからこそ認められるのは並大抵のことではないのだが、多くの人からの指示を受けることが出来たらそれは歌手として本望だといえるのではないだろう。